MS-DOS3.1以前はMASMが同梱されていたが、それ以降はDDK(Windows Driver Kit)に同梱され無料配布されるまで単体製品として販売されていたらしい。
マイクロソフトのサイトから「1830_usa_ddk.iso」をダウンロードし「/common/d16bebin.cab」を解凍する。その中に「masm.exe」がある。
一緒に「link.exe」「link16.exe」もあるが、どちらも
This program cannot be run in DOS mode.
と表示されて使うことはできない。
Microsoft (R) Macro Assembler Version 5.10A
Copyright (C) Microsoft Corp 1981, 1989. All rights reserved.
format a: /T:77 /N:8
トラック、セクター数を指定してやればおk
トラック | セクタ | 1セクタあたり | 総容量 | |
両面×80トラック | 18セクタ | 512バイト | 1.44MB | 現在流通しているほとんどのメディア |
両面×77トラック | 8セクタ | 1024バイト | 1.23MB | PC-98 |
両面×80トラック | 9セクタ | 512バイト | 720KB | 9フォーマット |
両面×80トラック | 15セクタ | 512バイト | 1.2M | 2HC |
先頭4095バイトまで(0xfff)までをバイナリエディタ等で削ると生FDイメージになるのでddなどで書き込んであげると普通に実機で読み込める。
書き込む際はちゃんとフロッピーディスクが上記のコマンドなどでPC-98フォーマットに初期化されているかどうか確認すること。